2025 TaylorMade 新製品発表会を見て

昨日の13:00から YouTube LIVE で見た新製品発表会の内容を要約してレポートします。

カーボンフェースになってから 4 代目となる Qi35 がどんなものかかなり興味がありました。STEALTH が自分には合わず、STEALTH2 はスキップ、そして Qi10 も合わずだったので、そろそろ良いのが出てくるんじゃないかという期待をしながら見てみました。

いか映像を見ながらの箇条書きなので乱文ご容赦ください…。使用した画像は Qi35 特設サイト | TaylorMade Golf | テーラーメイドゴルフ公式サイトから引用させていただきました。

慣性モーメントを超えて別のパラメータを考えている。これはとってもいいことだと思ってそれはなんなのか？興味深く聞いてみた。

FORM(形状/デザイン)、FUNCTION(機能/テクノロジー)、FIT(最適化/フィッティング) これらが三つの柱。

なぜ 35 か？進化のレベルが大きいので数字が 10 から急に 35 になった。3 は三つの柱、5 通りの機能は、Qi35 MAX の慣性モーメントも 10K になっている。スタンダードモデル(Qi35)は 9K。

形状は 2 パターンで LS だけが昔のテーラーメイドシェープ、他のモデルはそれよりも大きくなるが、テーラーメイドシェープからはみ出た分を黒くすることによって大きく見えない工夫がされている。

CG OROJECTION フェース面上の重心点に注目した(これが新しく着目したパラメータ)。慣性モーメントを上げようとすると、ヘッドの重心を後ろにもっていくと重心点は高くなってしまう。

慣性モーメントを大きくしながら CG PROJECTION を下げることができないかと考えた。上に当たった時は打出が上がってバックスピンが減る、逆に下に当たると打出が下がってスピンが増える。これらを最適化することができないかに着目。

後ろに 34g のウェイトがついている。今までのドライバーと比べて少し下目に当たってもバックスピンが減らせた。

Qi35 LS ウェイト 3つ(13-3-3)のウェイトがついている。フェース側に13g をもっていくと強いボールが打てるとのこと。Qi35 ウェイトが 2 つ(13-3)、後ろが重いと 9K、逆にすると 8.1K になる。

Qi10 を買ってみた時も思ったけどそれぞれのモデルの慣性モーメントを知りたかったのだが、今回はそれを全て示してくれた感じ。サイトにはそれぞれの慣性モーメントが表になっていてわかるようになっています。ウェイトのポジションを変えてどうなるかも書かれています。

Qi35 MAX は 10K でウェイトの交換は不可(接着されているとのこと)。Qi35 MAX LITE はクラブ重量が 277g でできあがるように作っている。

LAUNCH-SPIN-SPEED に加えて大事なのがクラブの動きがどうなっているか？これをフィッティング時に正確に計測する。

フィッティングに使うヘッドは、FITTING MARKER(埋め込まれていて取れないようになっている) がついていて GC Quad で計測してフィッティングする。これが独自の新しいやり方になっています。

新しいフェアウェイウッドに関しては以下の通り。

FW すべてに LOFT SLEEVE をつけたのが大きな違い。#3 と #5 には全てのモデルにつけたが、#7 と #9 にはスリーブはつけていない。それはショートウッドほど上がることが目的で、低重心であるべきだったからとのこと。

シャフトバリエーションは 4 種類で Diamana ベースのシャフトで Blue TM50(R/SR/S)、Silver TM55(S)、Black TM60(S) があり MAX LITE 用に AirSpeeder ベースのシャフトがある

なかなか興味深い内容のドライバーです。もちろん興味があるのは LS ですね。US ではいつもと同じで 8 度のヘッドが用意されているみたいなので、これを試してみたくなってきました。

TaylorMade Qi35 シリーズに関する詳しい情報は…
https://www.taylormadegolf.jp/2025-new-product.html?lang=ja_JP

今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「2025 年のパッティングに関する目標設定をしよう」をアップしています。今年のパッティングに関する目標を具体的に決めることをお勧めします。何かをしないでもいいですし、具体的なパット数の平均の目標をどうするかでも良いので、この時期に決めて今後のラウンドでそれを意識してやってみてくださいという話です。是非ご覧ください！