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これはいくらなんでも酷い…

先日友人のクラブのリシャフトを依頼されて元のシャフトを抜いてホーゼルの中を綺麗にしてみたら驚きの状況が…。

ホーゼル径がそんなに太くないはずなのにシャフトを入れたらガバガバで動く動く。ですがシャフト先端の方が動いている様子はない。

友人に今入っているシャフトはどこかでリシャフトしたものか?を確認してみると、リシャフトしたとのこと。メーカーが新品のヘッドに入れたらこういう事にはならないので、やはり…という感じでした。

なぜこんなことが起きているかというと、ホーゼルの中を掃除するのはもちろん必要なことなのですが、ヘッドを固定してドリルを突っ込んでグリグリ回したんでしょうね。

元々はこんなに全方向に肉厚があっていますが、今回のは厚みが変わっていました

そうするとホーゼルの入り口近くは穴が広がり、先端部分は動きが少ないので変わらない太さになっていたんだと思われます。

そこで依頼したというドライバーはさらにひどい状況。これはなぜかというとスリーブはアルミ製なのでもっと簡単に削れるんです。

ただ削ってしまったのはしょうがないので、隙間を埋めて真っ直ぐに入れるためにスペーサーをその削れ具合に合わせて何枚か入れて組み立てました。

ドリルでもむことは中を見たら金属の地が出て気持ち良いかもしれませんが、それはホーゼルの内部の削ってしまっています。

前回はこのクラブの調整をしたのですが、前回これが真っ直ぐに入っていることを前提に調整しているので、もう一度真っ直ぐに入れ直したらまた違うことになっている可能性は高いです。

リシャフトをした中古を買うのは怖いことですが、これはいくらなんでもひどすぎますね。これはばらさないとわからないし、見た目ではわからないですからね…。

今回はなんとかすることはできましたが、そんな状況を知ったらそのクラブを使いたくなくなってしまいますよね…。

中古品を購入する場合はソケットの仕上げを見たり、シャフトが色々な方向から見ても真っ直ぐに入っているかどうかを確認することをお勧めします。

今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「パッティングを真剣に考える人にお勧め “Cody Karoses”」をアップしています。昨年くらいから楽しく見ている Instagram でフォローしている人の話です。こういう実験は本当に見ていて楽しいです。是非ご覧ください!

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