ここ数年ドライバーが飛ぶようになったと言われていますが、自分はそうではないのではないかと思っています。
来年還暦を迎える私ですが、飛距離は人生で一番飛んでいます。じゃあやっぱり道具の恩恵でそうなっているんだろうと思われるかもしれません。
もちろんそうなんですが、実はドライバーヘッドの低スピン化の恩恵を最大限に受けているのは、スライス回転の人たちです。
そういうドライバーが世の中にない時のスピン量は 3500rpm とかになってしまっていました。それが今ではスライス回転でもスピン量が 200rpm 前後まで落ちてくれるんです。
ドロー回転ではないのに 2000rpm 前後になるということは、もうそれこそ左利きの人がドローボールを打ったような球になってると言えると思います。
元々ドロー回転で飛んでいた人はロフトアップしないとドロップしてしまうため、低スピン過ぎると逆に飛ばなくなってしまいます。ですので低スピンになってドローヒッターにはそれほど恩恵は感じられていないのだと思います。
世の中ドローが打てる人よりはスライス回転のボールからゴルフを始めた人は多いと思います。
ドローヒッターより多いスライサーが恩恵を受けているので近頃のドライバーは飛ぶようになったという評価になっているのだと思います。
自分が一番低スピンを感じられたのはやはり SLDR の頃ですね。低スピンでドロップする人続出でしまいには 9 度のラインナップ無しで、10 度とか 11 度、さらには 12 度のラインアップだけになってしまったりしました。
当時の自分は 10 度でも上がり過ぎ、もっとロフトの立った物(低スピンのヘッド)が欲しいなと思っているところに、TaylorMade が SIM を発売。ヘッドは US 仕様の 8 度を使ったり、8 度のプロ支給品を使ってみたりして、飛距離はどんどん伸びていきました。
そして現在は重心深度を超浅く調整した FOURTEEN GelongD DX-001 の 7 度のヘッドを使って人生最高の飛距離になっているわけです。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「「Today’s Solution 041」TRI-BEAM DOUBLE WIDE」をアップしています。TaylorMade の TRUSS のように三角のネックがついた ODUSSEY のパターの TRI-BEAM。これも問題なく調整可能です。是非ご覧ください!
中古だとこんなに安く買えるんだな…。フェードヒッターには超勧め!
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