FREIHEIT(フライハイト) から発売になった FW と HYBRID を見せていただく機会があったのでレポートします。
今回の TRIANGLE(トライアングル) シリーズの特徴はなんと言ってもソール面の 3 箇所配置されたウェイトです。ウェイトが 1 箇所だけというヘッドはたくさん見ますが、3 箇所にウェイトがあるというのはなかなか見たことがありません。
ではなぜ 3 箇所ウェイトのポジションがあるというのは何がメリットかというとヘッド重量の調整だけではなく、重心の調整が容易にできるということなんです。
自分のように FW でも前に前に行ってもらいたいという場合は、フェース面に近いウェイトをなるべく重めに設定して、後方のウェイトは極力軽くします。
一般的なヘッド重量で 3 箇所のウェイトの合計は 24g になっています。例えば 3W であれば、211g のヘッド重量なので、ウェイトを全部外すと 187g しかありません。これも驚異的な数字ですね。
自分ならボールの上がり具合を見ながらまずは後方ウェイトを 4g にして前方の二つを 10g-10g にすると思います。長さを短くしたければ後方ウェイトを最小の 2g にして、前方を 12g-12g にするということもできます。
またつかまりをよくするためにヒール寄りを重くする設定もできたりしますね。こう考えるとなんか自分の望む球筋が自在にコントロールできるんじゃないかなんて思えてきます。
そして今回この 3 つのウェイトが HYBRID にも採用されているんです。
HYBRID は FW よりヘッド重量が重くなるので、作りやすいのだとは思いますが、こちらもウェイトの標準のウェイトパターンは 6g-6g-12g になっていて FW と同じパターンになっています。これも FW と同じように色々なパターンができるということです。
FW は #3、#5、#7 のラインナップ。実際にヘッド見てみると少し大きめに感じますが、自分が今使っている FOURTEEN GelongD FX-003 よりは小さいです。
せっかくだから FW 好きの人のために #9 があったらどうなのかな?なんて思ったりもしたのですが、HYBRID の形状が奥行きをなくした FW のような形状になっているので、#4H の 24 度を使えば #9 の代わりにもなるわけです。
ここでも TRIANGLE の効果は発揮されて、チップ径はアイアン径で組み立て時にスペーサーは必要になりますが、ヘッド重量を調整して FW の #7 からの流れを考慮して FW と同じ種類のシャフトで使うということもできます。Callaway の UW もこういう考え方で使えるので、結構ヒットしているんだと思います。
こんな感じでなかなか興味深いヘッドだと思います。どうも HYBRID が苦手だという方はそういうやり方もあると思いますので試してみると良いと思います。ここまで自由度が高いヘッドはなかなかないので貴重です。
FREIHEIT Ti FW TRIANGLE に関する情報は
https://freiheit.co.jp/products/the-g-ti-fairway-wood-triangle
FREIHEIT Ti HYBRID TRIANGLE に関する情報は
https://freiheit.co.jp/products/the-g-ti-hybrid-triangle
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「「Today’s Solution 127」TaylorMade Spider GT SPLITBACK」をアップしています。あまりみかけない形状の Spider の調整でした。5 度の調整でしたが塗装割れもなく調整できました。是非ご覧ください!
これってブレンドらしいんだけど、パッケージが可愛らしくていいな。この間やまやに行ったら他にも可愛いパッケージのやつって結構ありました。
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