試合が終わって湧きあがったアイアンの飛距離低下問題。
1番手ロフトが立っているのに1番手飛ばない…。それが何故かを考えてみたらもしかしたら重心の高さの問題なのではないかという推測が…。
まずは机上の空論から…(笑)。基本的に打ってみて判断しますが、上手く打てないときの理由付けのために数値は重要だと思っています。
RM-B FORGED | TB-7 FORGED | TB-5 FORGED | TC-788 FORGED | |
---|---|---|---|---|
#7 Loft(°) | 30 | 30 | 30 | 31 |
重心高さ(mm) | 20.3 | 18.9 | 18.6 | 20.3 |
重心距離(mm) | 35.4 | 38.1 | 37.0 | 37.3 |
重心深度(mm) | 3.5 | 3.9 | 3.4 | 3.4 |
Face Progression | 4.7 | 4.6 | 3.2 | 3.9 |
MOI(#5) | 1,856 | 2,071 | 2,094 | 2,416 |
まず気が付くことは RM-B と TC-788 の重心の高さは一緒という事。よく思い出してみたら TC-788 はロフトが立っているのに飛ばないときがあるなとこの時も思っていました。
重心が低いのは TB-7 と TB-5 で 1mm 以上も変わっています。ただ重心距離は今使っている RM-B が一番短くてつかまりそうな雰囲気です。それを考えると TB-7 は重心距離が一番長く、つかまらないのでは?という印象。
Face Progression を見ると良いのは TB-7。3.2mm というとだいぶグースがあってちょっと構えにくそうな印象です。TC-788 の 3.9mm はギリギリ許容範囲な感じです。
今回の打ち比べでは今使っている RM-B は無かったのですが、いつも練習はしていたので数値的な部分はだいたいわかっています。
まず構えやすかったのはやはり RM-B とほぼ同じ F.P. の TB-7 FORGED。ヘッドの大きさも好みな感じでした。TC-788 FORGED もそれほど大きくはないのですが、構えた時の景色としては TB-7 がダントツ。TB-5 FORGED はやはりグースが気になるしヘッドが大きいです。
TB-5 は打ってみると比較的良い感じで、ただオフセットの強さが何か自分の感覚と合ってこないイメージです。TC-788 はなかなか良い当たりが出ない…。そんな中一番良かったのは TB-7 FORGED。
重心距離が長いので少し右に行きやすいのかな?と思っていたのですが、グースがあるヘッドよりも真っ直ぐに飛んでいました。やはり自分にとって大事なのは F.P. とヘッドの大きさなのかな?という印象。重心距離もなんだか検討材料にはならなそうな感じです。
実際に打った球はこんな感じです。
これが普通に振った感じのデータです。キャリーで 160 Yard いけば一番手立っている飛距離になっています。RM-B はキャリーが 150 Yard 前後でした。
これは少し気合入れて振った時のデータ。7 番アイアンでこの数値を見たことはありません。
これは軽めにコントロールして打った時の数値になります。それでも RM-B のフルショットより 5 Yard 以上飛んでいるのは間違いないです。
当たっている音も良い感じだし、それに比例して飛距離もきっちり出ているしスピン量が少なくなっていて飛んでいる感じではなさそうです。
これは TB-7 FORGED がアイアンの飛距離低下の救世主になるかもしれないなんて言う淡い期待が出てきました。もう少し色々やってみます。
ちなみに試打クラブのシャフトは MODUS 105/S だったのですが、以前感じた硬さはほぼ感じませんでした。もしかしたらシャフトも良かったのかもしれません。まだまだ色々検証が必要ですね。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「「Today’s Solution 117」ODYSSEY 5K SEVEN S」をアップしています。あの慣性モーメント5000のパターの調整です。最近少し安く買えるようになったとのことで買いやすくなっているみたいですね。こちらも問題なく調整できました。是非ご覧ください!
5 本セットで十分な気がする。4 番アイアンのロフトの 5 番は打てないよな…。
コメント