真夏のゴルフではシャフトが柔らかく感じることがありますよね。
先日久しぶりに S Flex のシャフトを打ってみたら良い感じだったので、しばらく使ってみようと思ったのですが、さすがに暑くてシャフトが柔らかく感じるので前回のラウンドでは X Flex にしました。
これって本当なのか?ちょっと実験してみました。
実験で使ったシャフトはいつも使っている TourAD XC-6s/6x の 2 本。

まずは室内に置いてあった状態のシャフトをヘッドにつけて振動数を計測。そして次はヘッドを付けた状態で気温 35 度の炎天下に 5 分放置。その後振動数を計測します。
5 分程度では変わらないというご意見もあるかもしれませんが、普段はキャディバッグの中にあってそれなりに直射日光は避けられているので、それほど高温になっているとは考えられなかったので 5 分に設定しました。
結果は多分みなさんの予想通り…。振動数は変わりません(笑)。ちなみに X Flex は 270cpm→270cpm、S Flex は 256cpm→256cpm でした。
考察はこうです。柔らかく感じるのは確かなので、他に柔らかくなる部分はあるかどうかを考えると、グリップは熱によって柔らかくなる可能性があります。ただグリップがツアーベルベットのようなラバーグリップではなく、エラストマー系(IOMIC や No1 等)だと柔らかくなります。
ただこれは振動数計にセットした時にすでに考慮されるはずなので、振動数を計って減らなければグリップの影響もないと言えるのかもしれません。
ちなみに今回グリップは IOMIC の松山モデルなので元々硬めのグリップです。

そしてもう一つ考慮すべきはクラブではなく自分の方。夏は薄着で体も動かしやすくなり、体感的には飛距離は一番出る時期になります。そうするとヘッドスピードが上がるからシャフトが柔らかく感じるということなのかもしれません。
ということは逆に厚着で体が動きにくくて寒い時期は振動数は変わらないけどフレックスを落とすのはありなのかもしれませんね。
今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「「Today’s Solution 241」Scotty Cameron STUDIO STYLE SQUAREBACK 2」をアップしています。最新の Scotty Cameron の調整でした。基本的にはこれまでのものとの違いはインサートだけなので、調整の難易度に差はありません。是非ご覧ください!

夏のラウンドのおともにこれを買ってみようっと…。

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