どうもパターが構えづらい...ライ角やロフト角が合っていない気がするという方はこちらをクリック!

中古クラブが全て危ないとは言いませんが…

最近持ち込まれた中古クラブで立て続けに起こった問題がありました。それも残念なことに同じ方…。中古クラブが全てダメということではないので、運が悪かったとしか言いようがありません。ご本人にネタにしていいと言っていただき、ここで中古クラブのリスクについてお話しできればと思います。

今回起こった初めのトラブルは、アイアンセット。こちらは中古で購入したクラブで起こったことではありませんが、スペックを計測し細部を見ていて違和感を感じました。それは使われていた方も感じていて一度組み直すこととなりました。

長さは微妙に合わない、シャフトが斜めに入っている、ソケットは仕上げていないという状態でした。一度全てバラしてもう一度組み立て直すことをお勧めして実際にばらしてみるとこんな状況でした。なるべくコストをかけないために、すでに使われていたシャフトとグリップは外して綺麗に掃除をしました。

バット側のシャフトカットの切り口は、切れなくなったパイプカッターで無理やりちぎった状態。

シャフトの先端のザラしてある部分は、金ヤスリで不均一に削られ、部分的に薄くなってしまっている状態。

その後持ち込まれたウッドでもこんなことがありました。ドライバーは FOURTEEN の DX−001。自分は長くして(グリップエンドで 46 インチ)使っていますが、持ち込まれたクラブはグリップエンドで 45.75 インチ。バランスを計ってみると全く出ていない。長くしてバランスが出るクラブなので、50g 台の普通のシャフトにしたらバランスが出ないだろうなと想像がつきます。こちらもなんとかしようと思いバラしてみると今度はシャフトが延長されていました。延長の方法としては上手く手をかけて延長されていましたが、それが仇となってその部分の重量が増してしまったために余計にバランスが出ていない状況でした。

本来はヘッド重量をアップするのが良いのですが、今回はシャフトをさらに長くしてルールギリギリのグリップエンドで 46 インチにして、なんとかバランス調整して使える状態にすることにしました。

シャフト交換やグリップ交換の依頼を受けてクラブをバラすと色々なことがわかります。これって何回シャフト交換しているんだろう?とか、良い加減な下巻きだなとか、これどうやってホーゼル内の掃除をしたんだろう?とか…。

クラブになってしまっていれば見えない部分なので気をつけようがありませんが、外観が悪いのはもちろんダメですし、シャフトの接着部分はよく観察してください。ソケットの仕上げもそうですね。グリップもそのまま使うならちゃんと入っているか?もチェックが必要です。

今日の「Putting Labo. BLOG 」のお題は「「Today’s Solution 131」Bettinardi BB-8W」をアップしています。今回のパターは結構アップライトにすでに調整されているパターの元に戻す作業でした。折れることもなく無事調整できました。是非ご覧ください!

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これは比較的リーズナブルな価格だな、飲んでみようかな

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